食費を節約する
スーパーなどに買い物に行くと、よく値引きセールをやっていますね。「広告の品」「今日だけ割引」「期間限定」などのポップが貼られている商品は、上手に選べば家計を助ける買い物になります。
しかし、食品を買うときは以下の項目をチェックするようにしましょう。
- 賞味期限(消費期限)を確認する
- 値引きされている食品は、もう賞味期限が近いから処分する為に安くなっているかもしれません。食費を節約する為に安い食品を買っても、使い切れないまま賞味期限切れで無駄にしてしまっては意味がありません。買い物かごに入れる前に献立・レシピを考慮して使いきれるか確認しましょう。
- 底値より安いかチェックする
- 値引きされていてお得に感じる食品も、実は以前売られていた時よりも高いことがあります。広告のうたい文句に惑わされず、家計簿やレシートでチェックしておいた底値と比較していちばん安いときに買うのがお得です。
- 量(重さ)をチェックする
- 値段を見てとても安いと感じても、100グラムあたりの金額を割り出してみると別の食品の方が安い場合があります。おおきなパック・袋詰めで売られている食品は、お持ちの携帯電話で100グラムいくらか計算してみましょう。
損をしないようにお得な買い物をして、毎月の出費を減らし貯金を増やしましょう。
外食は、おいしい料理を気の合う仲間・友人と楽しんだり、ひとりの時間をゆっくり過ごしてストレス解消したり、上手に利用していくのが良いと思います。
節約生活を実践していると、基本的に自炊中心になります。外食を頻繁に利用していると出費がかさみ、どうしても貯金できる金額が少なくなってしまうからです。
今まで外食中心の食生活を送り、食費を節約する為、または栄養バランス・健康維持の為に外食の利用率を下げる・回数を減らしたいと考えている方は生活習慣を少しずつ変えていきましょう。
- 職場からの帰り道を変えてみる
- 特に都心で仕事をしていると、帰り道に外食の誘惑がたくさんあります。外食産業特有の目立つ看板の側からおいしそうな食事の香りがすると、ついつい中をのぞいてみたくなるときがありますよね。飲み屋の店員さんが呼び込みをしてるのもよく見かけます。
少し遠回りでも、お店や人通りが少ない帰り道を選び、自分の視覚・嗅覚に訴えないようにします。 - グルメ番組やニュースのグルメ特集をなるべく見ないようにする
- お昼を過ぎて午後になると、ニュース番組のコーナーでよくグルメ特集をやっていますね。行列のできるラーメン屋さんや特盛が自慢の定食屋など、見ているだけで「近いから今度行ってみようかな」なんて考えてしまいます。おいしそうな特集番組が始まったら、チャンネルを変えるか、テレビを消してしまいましょう。
- インターネットで外食情報を収集しない
- 今は「インターネットで調べられない料理・飲食店はない」と断言できるくらい情報が充実しています。飲食店情報を扱ったサイトだけでなく、地図からの検索や、お得なクーポン券がダウンロードできるサイトなど、あらゆるジャンル・検索から外食に関する情報を調べることができます。
おいしそうな料理画像や、飲食店情報には自ら接しないようにしましょう。 - 自炊・料理を楽しむ
- 個人的には外食の回数を減らすのにいちばん効果がありました。始めは作れる料理が少なく、失敗することもありましたが、慣れてくると面白く感じるようになりました。
安く買った食材でおいしい料理が作れると、なかなか嬉しいものです。自炊を楽しむことによって、毎月の食費を節約することにもつながっています。
外食の回数をゼロにするのではなく、少しずつでも回数を減らして、数少ない外食を存分に楽しめるようになるのがベストだと私は考えます。
- コンビニで手軽に買える中食(なかしょく、惣菜・お弁当など)の利用回数を減らす方法とは?
- →コンビニ依存症を改善する為の3つの工夫とは
地元のローカルなスーパーのWebサイトには、おおまかなお店の情報しか掲載されておらず、細かい商品の特売・安売り情報は調べることができませんでした。新聞をとっていないこともあり、買い物に行ったときにチラシをもらって、次の週に安売りしている食材や日用雑貨・消耗品を確認していました。
しかし、今はネットでチラシそのものを見られるようになりました。
- タウンマーケット
- http://townmarket.jp/
タウンマーケットでは、駅名や市町村名・番地から地元で配布されているチラシをチェックすることができます。ヤオコーやコープのお店などのスーパーだけでなく、ヤマダ電機・コジマなどの家電量販店、ドラッグストアからホームセンターなど、様々なジャンルの店舗を検索可能です。
私は視力が弱いので、拡大して見る機能が重宝しています。また、チェックしたチラシを簡単に印刷できるところも気に入っています。
先日購入したプリンターも、家電量販店に行かずに値段を調べることができました。結果的にネットで注文するほうが安かったので、通販で注文しました。
ネットで閲覧できるチラシからの情報を活用して、節約生活に役立ててみて下さい。
また、タウンマーケットでは無料でチラシを宅配してくれるサービスもあります。新聞をとっていない方でも地元のチラシを見ることができますね。
→パソコンや携帯で検索してチラシが閲覧できる「Shufoo!(しゅふー)」
平日に必ず出費する項目としてランチ(昼食)代があります。私は仕事に行く日がだいたい月22〜24日あるので、ランチ代を節約することは、毎月の貯金を増やすことにつながっています。
やはり、いちばん効果が大きいのはお弁当を持参することです。外食を続けてしまったときに比べると月7,000〜10,000円くらいの差が出ます。
でも、毎日お弁当を持参するのは結構大変です。仕事で忙しい毎日を送っていると早起きして準備するのはそう長続きしません。
お弁当を作れない日は、職場の近くにあるそば屋さんで持ち帰りのそばを注文します。1杯250〜400円くらいです。
また、お弁当屋さんを利用することもあります。のり弁と幕の内弁当がとてもボリュームがあって安いので助かっています。人気があるお弁当屋さんなので、いつもOLさんやサラリーマンの方々で行列ができています。
ランチ代を節約する為に、職場の近くにあるお店をチェックしておくと良いですね。基本的にほとんど定価で売られているコンビニは利用しません。
平日のランチの出費を見直すと大きな食費の節約になります。節約して少しでも貯金を増やしたい方は、1ヶ月にいくら使っているか計算してみてはいかがでしょうか。
毎日仕事で忙しくしていると、ついついランチは外食やコンビニ弁当に頼りがちです。食費を節約する為には1週間のうちの1、2日だけでもお弁当を持参すると効果的です。
本当は毎日作るのが理想的ですが、忙しい毎日の中では難しいと思います。「やらなきゃ」と使命感を感じてしまうと長続きしないので、できる範囲で始めてみるのが良いです。
外食は1回で500〜1,000円くらい出費してしまいますが、お弁当ならその1/3以下です。月末に食費を計算し、節約の効果が表れていると嬉しいものです。
朝早起きしておかずを作る時間がとれない場合は、冷凍食品を使ってみましょう。業務用スーパーなどの特売日を狙って、おかずをまとめ買いしておくと便利です。お弁当用に小分けになっているタイプもありますので、自分でお弁当を準備するのに楽なものを選ぶと良いですね。
私は週に1、2回お弁当を持参しています。定番は卵焼きと冷凍食品2品の組み合わせです。簡単なおかずでも自分で用意したお弁当というのはなかなか新鮮なものです。今までの外食とは違ったランチタイムを過ごせています。
夏の暑い時期は梅干しを入れたり、保冷剤を使ったりして、せっかくのお弁当が痛まないようにしましょう。職場の冷蔵庫が使わせてもらえるのなら、ランチタイムまでしまっておくと安心ですね。
食費を節約するには、上手に無駄のない買い物をして自炊することがポイントです。自炊に欠かすことのできない調味料のさしすせそ(砂糖・塩・酢・しょう油・味噌)は初めての一人暮しでも揃えておく必要がありますね。
私の節約料理でいちばん使用頻度が低い調味料が、砂糖です。ちょっとずつしか使わないので、減りがとても遅いです。塩としょう油は減りが早いのですが、これは私の味付けが偏っているのでしょうか?
砂糖は容器に入れて保存しておくのですが、日にちがたつにつれて固まってしまうことがあります。一度固まってしまうとスプーンやフォークでつついてもガチガチでうまくほぐれません。
固まった砂糖をさらさら状態に戻す方法はいくつかありますので、ご紹介します。
- 冷凍庫で容器に入った砂糖を入れておき、2時間ぐらいしたらフタを開け、常温で30分放置する。
- 電子レンジで溶けないように様子をみながら加熱する。がっちり固まっているときは途中で手を使ってもみほぐす。
- ちぎった食パンを容器の中に入れておき、湿気を吸い取らせる(※少し食パンの香りが移ることがあります)。
また、砂糖が固まってしまうのを防止する方法として、ヨーグルトに付いている顆粒状の砂糖を混ぜておくというのがあります。ヨーグルトやコーヒーに使われてる顆粒状の砂糖は、水に溶けやすく固まりにくいという特徴があります。
基本的に賞味期限がない砂糖でも、大切に使っていきたいですね。固まった砂糖をハンマーで砕くのはとても大変なので、ぜひ上記の方法をお試し下さい。
たけのこはシャキッとした歯ごたえがとてもおいしく、天ぷらや煮物、炊き込みご飯などの料理に使えます。また、繊維質が多いので腸内の環境を整えてくれます。
たけのこは鮮度が大切です。収穫してから時間がたつにつれて、えぐみやアクが強くなっていきます。根元のイボイボが少なく、赤い斑点が小さくて少ないもの、そして先端の部分が黄色くなっているものが新鮮です。泥がついた状態で売っているときは、泥が湿っていると収穫から時間がたっていない目安になります。
たけのこは味が落ちやすいので、買ったその日のうちに下ゆでしてアク抜きをしましょう。
皮はたけのこを柔らかくする作用があるので、むかずにゆでます。先端部分を斜めに切り落とし、切った部分から縦に1本切れ目を入れておきます。
沸騰したお湯に米ぬかと赤唐辛子を1、2本を入れ、切ったたけのこを1時間程ゆでます。でも、米ぬかは、なかなか常備されてはいないと思います。代わりに米のとぎ汁を使いましょう。
ゆで汁の中で放置して、冷めたら皮をむいて水洗いします。
保存するときは水をはった密閉容器に下ゆでしたたけのこを入れ、冷蔵庫に。毎日水を取り替えてあげれば、2、3日保存しておくことができます。食物繊維が多い為、冷凍保存には向いていません。
たけのこの旬は4〜5月です。旬の野菜を安く買って食費の節約に役立てて下さい。そしておいしい春の味覚を楽しみましょう。
節約を心がけている主婦や一人暮しの方は、定価で商品が販売されているコンビニはあまり利用しないと思います。食材にしても、日用雑貨にしても、スーパーで買った方がお得なのは言うまでもありません。しかし、コンビニについつい立ち寄ってしまう。用もないのにコンビニに入ってしまうという方は結構いらっしゃると思います。
コンビニの店内は、商品の陳列やお客が通る経路がとても考えられて作られています。ひとつ商品を手にとってしまうと、あれもこれもと次々と買ってしまった。という経験は誰もがあるのではないでしょうか?
節約して貯金していく為には、コンビニで買い物をしてしまう癖、大げさに言えば「コンビニ依存症」を改善しなくてはいけません。
- 帰り道を変える。
- 決まったいつもの仕事の帰り道。コンビニがあるとついつい立ち寄って買い物してしまいます。ならば、少し遠回りでも帰り道を変えてみましょう。コンビニが視界に入らなければ、まっすぐ帰宅できるでしょう。
- 所持金を必要最低限に抑える。
- その日決められた買うものに必要な金額だけ持ち歩くようにします。
クレジットカードは、必要なとき意外は自宅に置いておきましょう。おサイフケータイなどの電子マネーも利用しないようにします。 - 休日に計画的にまとめ買いをしておく。
- 必要なもの・買わなきゃいけないものは、思いついたらメモしておきましょう。書き留めることができない場合は携帯電話に記録しておくと便利です。そして休日にメモしておいた中から、本当に必要なものを取捨選択し、買い物をしましょう。
コンビニで買い物をすることが、節約の妨げになるということではありません。時間の節約という意味ではコンビニで買い物を済ませることも有効だと思います。コンビニの宅配便やATMの利用、CD・DVDの購入など、便利なところだけ利用するのが良いです。
節約生活は、毎日の積み重ねが後で効果を発揮します。毎月の貯金を増やして目標額に近づいていきましょう。
葉もの野菜では栄養素がとても豊富なほうれん草。1日に必要なカロチンが100グラム程度で摂取できてしまいます。貧血防止や便秘解消にも役立つ緑黄色野菜の代表格と言えるでしょう。
冬場が旬なので、スーパーで安売りしているほうれん草をゲットし、上手に保存しましょう。小分けして冷蔵・冷凍保存しておけば、下ごしらえせずに料理にすぐ使えますのでとても便利です。
- 大きめの鍋でたっぷりのお湯を沸かし、塩を加えます。
- ほうれん草の束を両手でつかみ、根元をお湯に入れてしばらく支えます。
- 茎が柔らかくなってきたら、全体をお湯に入れます。少ししたら箸でほうれん草をひっくり返します。
- 再沸騰したらザルにあけ、お湯を切ってから冷水が入ったボウルに入れて冷やします。くたくたにならないようにするコツは、お湯からあげた後に素早く冷水で冷やすことです。
- 束ねたほうれん草の根元から手で軽く握り、水気をしぼります。まな板の上で丁度良いサイズにざく切りしていきます。
- ラップで料理1回分ずつ包み、冷蔵・冷凍用の保存袋(保存パック)に入れ、冷蔵庫にしまいます。
冷蔵で、4〜5日保存がききます。冷凍した方が長く保存できますが、ほうれん草が筋っぽくなることがあります。
安く売られている時にほうれん草を買って保存しておけば、卵料理や肉の炒め物、おひたしなど、様々な節約料理に活躍してくれます。ほうれん草の小分け保存をぜひお試し下さい。
「節約生活で暮しを豊かにしよう」をご覧頂き、ありがとうございます。皆様は食費の節約にどのような工夫をしていますでしょうか?
今回は、鶏肉の冷凍・冷蔵保存方法をご紹介します。鶏肉と言っても、もも肉・胸肉・ささ身・手羽元・手羽先など、数種類の部位があります。肉そのものに脂肪が少なく、ヘルシーなダイエット食材としても人気があります。
安売りでまとめ買いするときには、皮がたるんでいない毛穴が盛り上がっていて、ふっくらとしたものを選ぶようにしましょう。
鶏肉は1回の料理に使う分に切り分けてから冷凍保存しても良いのですが、数日のうちに料理で使うのであれば、半調理・下ごしらえしてから冷蔵しておくと便利です。
- ささ身・胸肉
- しょうがの薄切り、長ネギの青い部分を入れたお湯でゆでます。ゆで上がって熱を冷ましてから、ラップで包んで冷蔵保存します。サラダや和え物に使う場合は、指で細かく裂いてから保存しておくと料理にすぐ使えます。
- もも肉・胸肉を蒸し鳥にする
- 塩・料理酒少々と、しょうがの薄切り、長ネギの青い部分と一緒に電子レンジで加熱します。冷ましたら保存袋に入れ、しっかり密封してから冷蔵庫に入れましょう。
業務用スーパーなどでまとめ買いした鶏肉を賢く冷凍・冷蔵保存して、食材を無駄なく使い食費の節約につなげましょう。