節約料理レシピ
トーストにバターやマーガリンを塗るだけという朝食に飽きたら、別のものをのせて食べてみたくなりますが、朝は時間がないことが多いです。
そこで、私が過去に試した時間をかけずにできる簡単レシピをご紹介します。
スライスチーズ&マヨネーズ&ケチャップ
食パンにマヨネーズを塗り、中央にスライスチーズをのせ、チーズの上に適量のケチャップをのせて焼きます。
ピザとまではいきませんが、近い味が楽しめます。
私の中ではいちばんの定番レシピです。
ハム&マヨネーズ&コショウ
食パンにマヨネーズを塗って、スライスハムを1枚か2枚のせ、コショウを少し多めにかけてから焼きます。
ハムはなるべく薄切りのほうがパリッとした歯ごたえになり、私好みです。
卵&マヨネーズ&コショウ
食パンの中央を空けるような感じでまわりにマヨネーズで縁取りします。
マヨネーズの堤防ができたら、中央に生卵を割り落とし、コショウをふりかけます。
黄身が半熟くらいになるまで焼くと丁度良くおいしいので、焼すぎには注意です。
上記3種類がいちばん作っている食パンレシピのパターンですが、全部マヨネーズが使われていますね。
マヨネーズはちょっとした塩気として食パンとの相性が良く、外せない感じです。
チーズはお好みでとろけるチーズを使用してもOKです。
肉・魚・野菜がなくてもすぐにできてしまう食パンのアレンジは、まだまだパターンがありそうですね。
夕食で余ったミートソースや、貯めてある缶詰を使ってもおいしいものができそうです。
休みの日のお昼ご飯によく作るのが、炒めるだけで簡単に作れるチャーハン。
夕食を作るときに少し余ったほうれん草などの野菜、豚肉なんかを具材にしてササッと作れておいしいのが魅力的ですね。
余った材料を無駄なく使い切ることは、食費の節約にもつながります。
チャーハンは強火で炒めてパラパラに仕上げるのが最高と言われていますが、家庭のコンロやフライパンで中華料理屋さんのように作るのはなかなか難しいかもしれません。
でも、工夫次第でご飯粒がベトベトせずにパラパラに近い状態で作ることは充分可能です。
参考になるか分かりませんが、私が知る限りの方法をまとめてみたいと思います。
- フライパンを充分に熱してから強火で手早く炒める。
- フライパンをなるべく火から遠ざけない(何回も高く持ち上げると温度が下がります)。
- 溶いた卵とご飯をボールの中であらかじめ混ぜておく。
- ご飯を先にフライパンに入れ、上から溶いた卵をできるだけ均等にかけて素早く混ぜる(おたまの底で潰しながらほぐすようにする)。
- 白ごまを入れて炒める。
- 炊きたてのご飯ではなく、冷凍保存しておいたご飯を電子レンジで解凍して使う(水分を飛ばした暖かいご飯で作る)。
- 水分が多い具材を使わない。
- 油と少量のマヨネーズを使用する(マヨネーズ風味が好みならたくさんでも良いかも)。
- 一度に大量に作らずに、1人前ずつ作る。
あと、これはまだ試したことがないのですが、粉々に砕いたポテトチップスをご飯に混ぜてから作るという方法を聞いたことがあります。
ビタミンが豊富でヘルシーなもやしは、夏バテ解消にぴったりな野菜です。ボリュームがあるのにとても安いので、今月食費がピンチというときにも役立つ食材ですね。
相性の良い豚肉を使って、簡単な味付けでおいしくできる炒めものを作ってみましょう。
【節約料理レシピ】豚肉入りもやし炒め
- 材料
- 豚薄切り肉・・・80グラム
- もやし・・・2/3袋
- 料理酒・・・小さじ2
- しょうゆ・・・小さじ1
- 中華だしのもと・・・小さじ1
- しょうが・・・薄切り2枚分、またはチューブのおろししょうが少々
- 塩・・・少々
- こしょう・・・少々
- ごま油・・・小さじ1
- 豚肉をひと口サイズに切って料理酒・塩をかけてもみ、下味を付けておきます。
- もやしを水で洗い、ザルにあけて水切りします。
- 火にかけたフライパンに大さじ1の油をしき、しょうが・豚肉に入れて炒めます。
- 豚肉に焼き色がついてきたら、もやしを加えて手早く合わせます。
- 塩・こしょう・中華だしのもと・しょうゆを加えて炒めます。
- 火を止める直前、仕上げにごま油を回し入れて出来上がりです。
ジューシーな豚肉のうまみと、もやしのシャキッとした食感がたまらない料理です。暑い時期でもご飯がよくすすみます。いっぱい食べても低カロリーなのが嬉しいですね。
少量の肉でももやしがボリュームアップしてくれるので、メインのおかずになります。組み合わせのバリエーションが豊富なもやしをぜひ活用してみて下さい。
カレーライスは子供から大人まで大人気のレシピですね。ほとんど失敗することはないので、一人暮しで料理を始めたばかりの方でも安心して作れます。少し時間がかかりますが、かける予算を自分で自由にコントロールできるので、節約生活にうってつけの定番メニューです。
簡単にできるシンプルなカレーライスの作り方をご紹介します。
【節約料理レシピ】カレーライス
- 材料
- 豚バラ肉・・・200グラム
- 玉ねぎ・・・2個
- にんじん・・・1本
- カレールー(市販のもの2種類)・・・適量
- にんにく・・・1かけ
- しょうが・・・1かけ
- カレー粉・・・小さじ1
- バター・・・大さじ1
- 塩・こしょう・・・少々
- 豚バラ肉をひと口サイズに切り、カレー粉をまぶしてよくもみ込み、肉の臭みを取り除きます。
- 玉ねぎ・にんにく・しょうがをみじん切りにします。にんじんは、乱切りにしておきます。
- 熱した鍋にバター・サラダ油をしき、玉ねぎ・にんにく・しょうがを入れて、玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。
- にんじん・豚肉を加え、豚肉に焼き色が少し付くくらいまで炒めます。
- 用意したカレールーに適した量の水を加えて煮込みます。
- 材料に火が通ったら、カレールーを加えて煮込みます。
- 仕上げに、塩・こしょうで味をととのえて出来上がりです。
ウスターソースや、缶詰のデミグラスソースを加えて煮込むと深い味わいになり、とてもおいしくなります。ナスやじゃがいも、ピーマンなど、作るときの季節に合った野菜を具にするのも良いですね。
写真画像のカレーライスは、玄米ごはんで食べてみました。これからもいろいろなバリエーションのカレーライスを作って、おいしい食卓を楽しみたいと思います。
エビフライなどの揚げ物にぴったりなタルタルソース。出来上がったソースを買うのも良いですが、手作りしてみると自分だけの味が楽しめちゃいます。安い材料費で作れますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
【節約料理レシピ】手作りタルタルソース
- 材料
- ゆで卵(固ゆで)・・・2個
- 玉ねぎ・・・2/3個
- パセリ・・・少々
- マヨネーズ・・・大さじ7
- 塩・・・少々
- こしょう・・・少々
- 鍋にお湯を沸騰させてゆで卵を作ります。10分以上ゆでて固ゆでにします。
- ゆで卵を作っている間に、玉ねぎ・パセリをみじん切りにします。
- ゆで卵を水で冷やして熱が取れたら殻をむき、ボールに入れてフォークで潰すように細かくします。あまり細かくしすぎないようにするのがコツです。
- ボールに玉ねぎ・パセリ・マヨネーズを加えてよく混ぜ合わせます。
- 塩・こしょうを混ぜながら加え、味が丁度良くなったら出来上がりです。
お好みで、ゆずこしょうや、レモン汁を加えてもOKです。揚げ物の他にもサラダや、茹でたブロッコリーにあえるとボリュームアップしておいしくなります。
手作りタルタルソースで、食卓のおかずをよりおいしく楽しんでみましょう。
いろいろな節約料理に使えて便利なゆで卵は、ちょっと小腹が空いたときにも丁度良い食べ物ですね。ゆでるだけで簡単にできて、料理の下ごしらえの間に手軽に作ることができます。
- ゆで卵の作り方は、まず冷蔵庫から卵を取り出し、常温で20分くらい放置するか、水につけておいてまわりとの温度差をなくします。冷たい卵をいきなり火にかけるとひび割れしやすくなります。
- 卵全体がつかるくらいの水・卵を鍋に入れて、中火にかけます。
- ひび割れしたときに中身が飛び出すのを防ぐ為に酢を小さじ1杯入れます。
- 沸騰したら、弱火にして箸で卵を時々転がします。黄身が片寄るのを防ぐことができます。 沸騰してから7分・固ゆでにする場合は10分くらいゆでます。鍋の材質・大きさ・水の量・一度に何個ゆでるかなど、ベストなゆで時間は状態によって微妙に変わるので、何度か作り、時間を見極めてみて下さい。鍋にしっかりフタをして最後の3分間は火を止めて蒸らす作り方もあります。
- ゆで上がったらお湯を捨て、鍋に水を入れて冷やします。水の中で殻をむくと、殻と白身の間に水が入り込み、むきやすくなって表面がきれいなゆで卵になります。
また、冷蔵庫に古い卵と新しい卵があった場合、古い卵で作った方が殻がむきやすいゆで卵になります。古い卵の方が、卵の表面の薄皮が殻に密着しにくいからです。
朝食の定番といえば、簡単に作れる目玉焼き。トーストにのせても、ご飯のおかずとしてもぴったりですね。 しかし、忙しい朝はフライパンを熱して油をひき、フタをして焼き上がるのを待って、お皿に盛り付けて・・・と準備するのはなかなか大変です。
目玉焼きは、電子レンジで作ると早くできますし、油を使わない為カロリー控えめになります。
電子レンジで目玉焼きを作る方法は、
- 丸い深めの耐熱容器を用意し、内側を水で少し濡らします。白身が器にこびりつくのを防ぎます。
- 静かに卵を割り入れ、お好みで塩・こしょうを振りかけます。
- フォークやつまようじなどで、黄身に穴を開けます。電子レンジで加熱したときに黄身が破裂するのを防ぎます。
- 耐熱容器にラップをかけて電子レンジで約1分加熱して出来上がりです(電子レンジの種類や卵のサイズによって加熱時間に差があります)。
電子レンジから取り出すときに耐熱容器が熱くなっていることがあるので、お気を付け下さい。
- 準備時間:2分
- 調理時間:3分以内
- 合計調理時間:5分
どうしても黄身もきれいな丸にしたいという方は、30秒加熱して、1分間蒸らして(放置して)から、20秒加熱するなど、耐熱容器の中に残っている余熱を利用して蒸らすと黄身が破裂しにくくなります。
また、加熱する前に白身をさい箸などで少しかき混ぜて空気を含ませておくと、ボリュームアップすることができます。
2、3回作ってみて、自宅の電子レンジにぴったりの加熱時間を見つけることが、上手に作るコツになります。
フライパンで作るときのガス代よりも、電子レンジで作るときの電気代の方が安く済むので、節約になります。電子レンジで作る目玉焼きは、半熟にしてハンバーグに乗せてもおいしいですし、お弁当のおかずとしても最適です。
かぼちゃは煮物が定番ですが、油で揚げると甘みが増しておいしくなります。梅雨の湿気や夏の暑さに負けないように、ひき肉を使った料理でスタミナをつけましょう。
【節約料理レシピ】かぼちゃのひき肉はさみ揚げ
- 材料
- かぼちゃ・・・1/4個
- 鶏のひき肉・・・150グラム
- 塩・・・少々
- しょうゆ・・・小さじ2
- 片栗粉・・・タネ用に小さじ2、表面につける分は適量
- 料理酒・・・大さじ1
- 小麦粉・・・適量
- かぼちゃを薄め(7、8ミリくらい)に切ります。半月切りしたものを、さらに半分にした大きさにします。
- 大きめのお皿に切ったかぼちゃを並べ、電子レンジで約2分加熱します。電子レンジの種類によって加減してください。
- ひき肉をボールに入れ、塩・片栗粉・しょうゆ・料理酒を加えて混ぜ合わせます。
- かぼちゃの半分の枚数の片面に小麦粉をふりかけます。
- ひき肉のタネをのせ、残り半分のかぼちゃをのせてサンドします。
- 表面に片栗粉をまぶして、170度の油でこんがり色が付くまで揚げて出来上がりです。
鶏肉のタネをはさみ込みやすいように、かぼちゃの片面に小麦粉をまぶすのがポイントです。茶こしを使うと素早く下ごしらえができます。
かぼちゃの余った部分で簡単に作れてしまうおかずで、お酒のおつまみにもぴったりです。ぜひお試し下さい。
豚肉がスーパーで安売りしていると、まとめ買いをして冷凍保存しておきます。食べたいときに必要な量だけ解凍して料理できるので便利ですね。今回はさっぱりしたしょうが味の中にもコクがある豚肉のしょうが焼きの作り方をご紹介します。
【節約料理レシピ】豚肉のしょうが焼きキャベツ添え
- 材料
- 豚肉(肩ロース薄切り)・・・200グラム
- キャベツ・・・6枚
- しょうが汁・・・小さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
- 料理酒・・・大さじ1
- サラダ油・・・大さじ2
- しょうゆ・料理酒を小さい器の中で混ぜ、からめておきます。
- 豚肉をバットなどに並べ、しょうが汁をかけて15分程置きます。
- キャベツを丁度良い大きさにちぎり、お皿に盛り付けます。
- フライパンにサラダ油をしき豚肉を炒め、火が通ってきたらしょうゆ・料理酒を加えてからめます。
- 焼きあがったら、キャベツの上に盛り付けて出来上がりです。
豚肉はキャベツと一緒に食べると油っぽさが中和されるので、相性がとても良いです。また、刻んだ玉ねぎを一緒に炒めると甘みが増して違った味が楽しめます。
豚肉のしょうが焼きは、ごはんに合うぴったりのおかずですね。ロースやこま切れ肉でも作れますので、ぜひお試し下さい。
保存がきく大豆の缶詰はとっても便利。大豆に含まれているリノール酸は、コレステロールを下げる働きが期待できます。栄養満点の大豆の缶詰を使ってご飯が良くすすむおいしいおかずを作ってみましょう。
【節約料理レシピ】大豆と豚肉の味噌炒め
- 材料
- 大豆の水煮缶詰・・・1缶
- 玉ねぎ・・・1個
- 豚肉薄切り・・・100グラム
- いんげん・・・4本
- 砂糖・・・大さじ1
- 味噌・・・大さじ3
- 料理酒・・・大さじ2
- 水・・・大さじ2
- 大豆を缶から出し、ザルにあけて水気を切っておきます。
いんげんは、塩ゆでした後、小さめにカットしておきます。 - 豚肉を1センチメートルの幅にカットし、玉ねぎは少し大きめのみじん切りにします。
- 小さい器などに、砂糖・味噌・料理酒・水を入れ混ぜ合わせます。
- 熱した鍋に油をしき、玉ねぎをしんなりするまで炒めます。
- 豚肉を加え、少し豚肉に火が通ってきたところで、各調味料と大豆を入れます。
- 火を弱火にして、焦げ付かないように木べらでかき回しながら、いり煮していきます。
- 最後にゆでておいたいんげんを加えて出来上がりです。
大豆に絡みついた味噌の色の光沢が食欲をそそります。
大豆の缶詰はスープ類に良く使いますが、炒めて香ばしく仕上げる調理も相性が良いですね。